車検を受ける時、少し高くてもディーラーで受けた方がいいのか、それとも安い民間車検場で受けるべきなのか。

支払うお金は当然安い方がいいですよね?

でもみんな高いディーラーで車検を通します。それはなぜか。やっぱりディーラーが安心だからだと思います。

では民間車検場で車検を通すと危険なのかといえばそういう訳でもありません。なぜ民間車検場が安いのかを知っていれば安心して民間車検場にあずけることができるでしょう。

そこでディーラー車検と民間車検場の違いについて書いてみたいと思います。

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民間車検場がなぜ安いのか

民間車検場の方が安いと聞きますが、クルマは同じなので修理すべき箇所は一緒ですよね?車検を通すんですから。

じゃあ民間車検場の方がいいじゃん。っていうのは間違いなんですよね。

でもお金に余裕があるのなら、ディーラーで車検を受けることをおすすめします。なぜなら民間車検場はあくまでも車検を通すための最低限の整備しかしないからです。

最低限の部品交換で済ますから安い。でも車検を通したあとの整備はユーザーに任されています。

ディーラー車検では「今後2年間安心して乗るための整備」をします。だからディーラーは高くなってしまうのです。

ディーラー車検と民間車検場の違い

値段の話だけをすれば民間車検場の方が安く抑えられられます。

実はディーラー車検であろうと、あなたのクルマの車検を通す上で必要な交換部品はどこで車検を受けようと同じ。工賃や部品代はそこまで変わりません。

民間車検場の車検はここで終わりです。ディーラー車検ではこれにプラスして2年間の安心して乗れる整備をします。

ディーラーは2年先まで安心して乗れるクルマを目指して整備する

ディーラーは車検が高い高いといいますが、ちゃんと理由があるんです。

ディーラーで車検を出す人はクルマのことはあまりわからずに、定期点検も2年に一回の車検だけという人が比較的多い。(もちろんそうじゃない人もいますが)

本来、クルマは半年に一回は点検をすることになっていて、その時に

  • ブレーキの残量
  • タイヤの残量と状態
  • オイル交換
  • ワイパーゴムの交換

を点検して必要なものは、その都度交換しないと安心して乗れない乗り物なのです。

でもこの半年に1回の点検は車検のように通さないとクルマに乗れないというものではなく、任意です。だから普通の人は2年に一回ですよね?だからディーラーの車検は、今後2年間分の点検を前もってしているのです。

わかりやすく言うと今後の2年間の点検しなくても乗れるようにまだ使える部品も交換する。そうすることで、多少は点検しなくても大丈夫なように車検の時にしてしまうのです。

だからディーラーでの車検は高くなってしまうんですね。まだ残っているのに交換するのにも意味があるのです。

全ては安心のため。

民間車検場では車検が通ればいい

民間車検場の仕事は「車検を通すこと」です。

あなたその後の2年間でクルマに乗ってて急に止まっても、知ったこっちゃないというのが民間車検場の車検です。

その時車検を通過できればそれでいい。だから民間車検場での車検費用は安いんです。

例えば、ブレーキの残量がギリギリであっても車検に通るのならそのまま車検を通します。そしてブレーキパッドの交換はしません。でも次の車検までには必ず交換しないといけないタイミングが来るでしょう。

その時あなたがブレーキの交換をしないといけないことがわかればそれでいいのですが、あなたはわかる自信がありますか?

ブレーキパッドがなくなっても急に止まれなくなるわけではないですが、他にも交換すべき部品が増えてしまい余計にお金がかかってしまう可能性はあるでしょう。

ブレーキが効かなくなることはないとしても、急に止まって動けないことはあるかもしれません。民間車検場ではこういったことが起こる可能性が高くなってしまうのです。

ですので民間車検場で車検を通した場合は半年に一回ぐらいは点検をして、ブレーキ交換をしたりオイル交換やタイヤの交換、バッテリーの交換などをしなければなりません。

「じゃあちゃんと2年間安心して乗れるように車検をしてよ」って考えますよね?

そうなればディーラーと同じ内容の整備をすることになるので、料金もディーラーと同じような金額になってしまうんです。

民間車検場安かろう悪かろうではありませんが、その後も定期的にメンテナンスが必要、もしくは自分である程度クルマの知識があって、メンテナンスだったり交換部品の判断ができる人向けだということですね。

もちろん、民間車検場でも数ヶ月間は大丈夫ですし、危ない状態なのであれば放置せず車検の時に修理をすすめますので、その後も定期的な点検が必要なだけでなので、民間車検場が必ずしも危険だというわけではないですよ。

ただしディーラー車検でもメンテナンスフリーではない

ディーラー車検だったら、2年間安心できるとは言いましたが機械というのは急に壊れるものです。だからディーラーで車検をしても翌日に壊れることはあるし、2年間のうちに交換部品が出てくることは覚えておいてください。

民間車検場では最短1時間で車検が完了する

今までディーラーにしか車検を頼んだことのない人は、車検ってクルマを預けて数日間かかるイメージですよね?もちろん大掛かりな修理が必要だったり、交換が必要な部品が取り寄せになってしまうと数日間はかかってしまいます。

でも民間車検場であれば、ほんの数時間で車検は終わります。早ければクルマを乗って行って、待ちながらお茶してるとその間に終わるぐらいにすぐに車検は終わります。

この早さは民間車検場だけ。

ディーラーは車検だけでなく、いろいろな修理が入ってくるので、その間はあなたのクルマにとりかかることができないので、数日間かかってしまうことがほとんどなんですよね。

このように、民間車検場とディーラーの車検ではかかる時間にも差があります。

ディーラーと民間車検場のどちらを選べばいいの?

「お金に余裕がある」もしくは「定期的にメンテナンスに出すのは面倒」という場合は、ディーラー車検を選ぶのがいいと思います。

でも

  • 少しでも安く車検を通したい
  • 車検でクルマを数日間預けたくない

という場合には、民間車検場をおすすめします。

民間車検場とディーラーで整備の腕に差があるわけではありません。特に車検整備とかは新人の整備士が担当するものなので、難しい整備というのはほとんどないので安心して民間車検場に預けても大丈夫です。

実際、代行費用や工賃に関しても少しは安いですし、ディーラーであれば純正パーツを使用するので、部品代も高くなる傾向があります。

民間車検場は決して危険なわけではありません。そのあとにも定期的に点検が必要になるだけの話です。実際に私も車検を受ける時は、ディーラーではなく民間車検場がほとんどです。

車検が高すぎるときに考えるべき3つの選択肢にも書いてあるように、『お宝車検.com』っていうサイトを使って自分の家から近くて安い民間車検場が見つけて、いくつか見積もりを取って安くて安心できそうなところにお願いしています。

うまく使えば民間車検場で安くできるので、おすすめですよ。

どうしても安心できる車検が受けたい場合はディーラーでの車検を受けましょう。