スピード違反の違反金って結構高いんですよね。
道路交通法では6ヶ月以下の懲役か10万円以下の罰金と決まっています。
(道路交通法 8章 第118条)
10万円以下といってもオーバーしたスピードによっても罰金の値段は決まってきますが、数万円の支払いは免れないでしょう。
いきなり数万円支払えと言われても中には支払えない人もいると思いますので、分割で支払いたいという人もいると思います。
ただ分割での支払いを受け付けてはくれませんし、支払いを待ってはくれません。
では支払わずに放っておくとどうなるか、そしてどうやってお金を用意するかについて書いていきます。
スピード違反の罰金の金額
スピード違反の罰金の金額は明確に決まっているわけではありませんが、相場はあります。
一般道路でのスピード違反
超過速度 | 点数 | 罰金 |
---|---|---|
15km未満 | 1 | 9,000円 |
15km以上~20km未満 | 1 | 12,000円 |
20km以上~25km未満 | 2 | 15,000円 |
25km以上~30km未満 | 3 | 18,000円 |
30km以上~50km未満 | 6 | 簡易裁判にて金額が決まる おおよそ6~8万円。最高で10万円 |
50km以上~ | 12 |
高速道路のスピード違反
超過速度 | 点数 | 罰金 |
---|---|---|
15km未満 | 1 | 9,000円 |
15km以上~20km未満 | 1 | 12,000円 |
20km以上~25km未満 | 2 | 15,000円 |
25km以上~30km未満 | 3 | 18,000円 |
30km以上~35km未満 | 3 | 25,000円 |
35km以上~40km未満 | 3 | 35,000円 |
40km以上~50km未満 | 簡易裁判にて金額が決まる おおよそ6~8万円。最高で10万円 |
|
50km以上~ | 12 |
スピード違反の罰金の支払い期限
反則金の納付の期限についても道路交通法で決まっています。
第128条 前条第1項又は第2項後段の規定による通告に係る反則金(同条第1項後段の規定による通告を受けた者にあつては、反則金及び通告書の送付に要する費用。以下この条において同じ。)の納付は、当該通告を受けた日の翌日から起算して10日以内(政令で定めるやむを得ない理由のため当該期間内に反則金を納付することができなかつた者にあつては、当該事情がやんだ日の翌日から起算して10日以内)に、政令で定めるところにより、国に対してしなければならない。※道路交通法より引用
と書いてあります。
要するに、金額が決まってから10日以内に支払わなければならないということです。
スピード違反の場合一般道路であれば〜30kmまで、高速道路であれば時速40kmオーバーまでは反則金の金額が決まっているので、切符を切られた日から10日以内に支払う義務があります。
それ以上の速度超過であれば、簡易裁判所に出廷し罰金の金額が決まりますので、出廷日から10日以内ですね。
スピード違反の罰金の分割方法
警察や裁判所に泣きついても分割支払いには応じてくれない
一括で支払えない。でも支払う意思はある。そういった場合に警察(裁判所)に相談をして罰金の支払いを分割にしてもらえないかと相談する人もいるでしょう。
実際に相談してみてもいいとは思いますが、当然ですが分割には応じてくれないでしょう。裁判所はその時お金がない人からでもお金を回収する方法をもっているからです。この理由はあとで説明します。
もちろん減額にも応じてはくれません。ただし減額については、可能性は0ではありません。
通常の罰金の金額は略式裁判といって、実際に法廷に立たずに金額が決まります。それが不満であれば略式裁判ではなく法廷で争うことも可能です。
でも実際のところ法廷で争うことにメリットはありません。裁判費用も時間もかかります。
結局のところ裁判所への支払いは、一括で支払うしかないのが現実です。
分割にするにはお金を借りて支払うしかない
裁判所への支払いは一括支払いです。
では分割にしようと思えば、どこかからお金を借りて罰金を支払い、そのお金を分割で支払っていくしかありません。クレジットカードで支払うことはできませんしね。
借りるアテのない人はカードローンでお金を借りましょう。
数万円であれば、1ヶ月間無利息のカードローンを利用してさっさと返してしまえばほとんど利息はないですし、10万円借りるのであれば月々1万円ずつ返していけば12ヶ月かからずに返済できますし、5000円返していけば24ヶ月で済みます。
スピード違反の罰金を払わないとどうなるか
罰金が払えなくて、そのまま放置している人もいるのではないでしょうか?
そのまま放置したままだと、「労役」といって身柄を拘束されて日当5000円で強制労働させられることになります。
学生であればまだいいとは思いますが、社会人であれば労役のデメリットは大きいのではないでしょうか。ある日突然会社に出勤できなくなれば会社は困惑しますし、実際には逮捕ではありませんが逮捕されたと誤解されて懲戒免職になる可能性もあります。
さらにその間を働くこともできませんので、その後の生活にも悪影響があるでしょう。
支払い期限(金額の決定から10日以内)までに支払わなければ、すぐに身柄を確保されて労役が始まるわけではありません。実際には2回か3回の支払い督促が来ます。
ただ身柄の確保はある日突然やってきます。予告はありません。会社でも家庭であっても警察官が来て連行されます。世間体も決してよくはありません。
どちらにしてもいつかは労役か支払うかのどちらかになります。
労役をさけたいのであれば、お金を借りてでも支払うようにしましょう。
もしカードローンを利用するのであれば、月5000円ぐらいを返済していく場合は低金利のカードローンにするのが総額を抑えることができます。
↓低金利のカードローンが詳しくまとまっているサイト
>>低金利でおすすめのカードローンはこちら
もし今お金がないだけで3ヶ月以内に返済できるよって人は、借り始めの1ヶ月間は利息のない期間があるカードローンが返済総額が抑えられるのでおすすめです。
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カードローンは初めてですか?
カードローンは銀行などと契約をして、お金を借りるものです。
お金を借りるってしたことがない人も多いので、「借りたらどうなるの?大丈夫なの?」って人のために、
- カードローンって一体なになのか
- そしてカードローンを借りたらどうなるのか
- 金利はどれくらいになるのか
について詳しく書きましたので、不安な方は読んでみてください。
↓の記事は車検費用を借りる場合で書いていますが、悩みは同じですので是非読んでみてください。
車検費用をカードローンで借りるのが不安な人に知ってほしいこと